テオティワカン、アステカ、マヤが集結|メキシコ・シティ

国立人類学博物館の雰囲気
国立人類学博物館の内部

メキシコ・シティの国立人類学博物館は、遺跡や考古学ファンなら絶対に訪れたい場所。その理由は、重要な石像や宝物などの多くは、遺跡内や現地の博物館に展示されているのではなく、このミュージアム(ムセオ)に集められているからです。12の展示室に仕切られた1階は、地域や時代、文明でまとめられており、全土を回れない旅行者にとって、多くの文化に触れるチャンスにもなります。


チャルティトゥリクエ
雨神チャルティトゥリクエ像

テオティワカン

特に注目すべき展示室のひとつがテオティワカン。テオティワカンは、メキシコ・シティから片道1時間程度で行けるため、遺跡そのものは見学できる人も多いと思いますが、ここには、月のピラミッドの前に建てられていた雨神チャルティトゥリクエのオリジナルの石像をみることができます。また、実物大に復元されたケツァルコアトル神殿のレプリカも見もの。実物は色が落ちてしまっていますが、こちらなら当時の様子を知ることもできます。


アステカ・カレンダー
巨大なアステカ・カレンダー

アステカ

アステカ(メヒカ)は、このは博物館の中央に位置する最大の見どころ。その中でも、フロアの一番目立つ場所に置かれているのが、太陽の石アステカ・カレンダー。2012年12月21日に新たな世界が始まるとされるマヤ暦が注目を集めているため、このアステカ・カレンダーは見逃せません。その他、スペインに征服される前のテノチティトラン(メキシコ・シティ)の模型や壁画も興味深い展示物。当時の生活を想像していると不思議な気持ちになってきます。


     

チャック・モール像
チャック・モール像

マヤ

マヤの部屋には、パレンケの碑文の神殿の地下王墓が復元されています。ここにあるパカル王の翡翠の仮面は、エジプトで言うツタンカーメン王の黄金のマスクと言ったところでしょうか。その他に、チチェン・イツァ遺跡のチャック・モール像もこちらでみられます。この像のお腹の上には、生贄の心臓がのせられたそうです


     

国立人類学博物館の雰囲気
ミュージアムの雰囲気

見学時間

さて、この国立人類学博物館ですが、世界でも有数の規模を誇るだけあって、とにかく広いです。1階のメイン展示室に加えて、2階の民族学フロア、屋外にいくつかある巨大なレプリカ、ミュージアムショップまでじっくり見ていたら1日あっても足りません。ツアーなどの場合は、見学時間が限られると思います。1~2時間しかない時には、第1室から順番にみるのではなく、テオティワカン、アステカ、マヤの3室と、個人的に興味ある部屋だけをまず見てしまうことをおすすめします。この3文明以外の展示室も、一度足を踏み入れてしまうと、知らず知らずのうちに時間が経ってしまい、気づくと見たいものがみられなかったということになりかねません。
なお、このミュージアム内は写真の撮影が可能です。ただし、三脚とフラッシュは禁止ですので、デジカメのストロボ発光禁止の操作方法を、事前に確認しておくとよいと思います。


          

ボラドーレス
ボラドーレス

行き方

国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropologia)への行き方は、シティオのタクシーで行くか、メトロ7号線のAuditorio駅から歩くことになります。ガイドブックには、レフォルマ通りを走るバスは、スリが頻発しているため乗らない方が良いとありますが、こうした情報には従うべきでしょう。メトロの駅からは6,7分歩くことになりますが、道は1本ですし、公園沿いの緑豊かな大通りを歩くので安心です。ちなみに、運が良ければ国立人類学博物館の目の前で、ボラドーレスをみることができるかもしれません。

 

もし自力で行くのが面倒な人は、こちらを利用すればホテルなどに迎えに来てくれ、連れて行ってくれますので楽ですね。

メキシコのオプショナルツアー