テオティワカン遺跡|メキシコシティ

テオティワカン入口付近より
ゲートを越えるとふたつのピラミッドが見える

壮大な宗教都市国家テオティワカン

テオティワカンは、世界遺産にも登録されているラテンアメリカ最大の都市遺跡です。このテオティワカンが建造されたのは紀元前2世紀ごろ。壮大な宗教都市国家として繁栄を極めたあと、8世紀ごろに謎の滅亡を果たしてしまいました。
遺跡のメインゲート(Puerta1)を通過すると、はじめにみることになるのが、ケツァルコアトルの神殿。ケツァルコアトル(羽毛の蛇)とトラロック(雨の女神)の彫像がとても印象的です。そして左手に目を向けると、広大な敷地の先にピラミッドが見えてきます。


太陽のピラミッド
サボテン越しの太陽のピラミッド

のぼる人々
人の大きさと較べると、その巨大さがよくわかる

太陽のピラミッド

太陽のピラミッドは、世界で3番目に大きいといわれています。ちなみに世界最大のものはエジプト・ギザのクフ王のピラミッドですが、登頂できるピラミッドとしては、このテオティワカンの太陽のピラミッドが最大となっています。高さは65mですので、東京タワーの1/5くらいになりますでしょうか。この高さを一段一段、自分の足で登っていくことになります。しかも、多くの遺跡がそうであるように、この遺跡もまた階段が非常に急です。途中に踊り場のような広い場所がいくつかあるのが救いとなっており、高いところが苦手な私ですが、なんとか登ることができました。しかし、このあと、悲劇が起こります!


太陽のピラミッド頂上
頂上で記念撮影する人たちの上に黒い雲が…

スコール
滝のような雨が階段を流れています

ピラミッドに近づく黒い雲

太陽のピラミッドの頂上は、平坦で広いスペースになっています。かつてはここに祭壇があったそうです。周囲に目を向けると、遺跡全体を眺め渡せ、とても気分がいいです。ところが…
遺跡に入場したときには、気持ちよく晴れ渡っていましたが、突然、黒い雲が近づいてきました。そして、頂上に着いて間もなく、ポツリと一粒、また一粒、次の瞬間は、ザザッーーー。一瞬にしてスコールが降りだしてしまったのです。さらに雷まで。ピラミッドの頂上に立っていたら、人間避雷針になってしまいます。みんな慌てて降りて行きますが、ただでさえ急な傾斜で滑りやすい階段に、滝のように雨水が流れています! 何とか無事に地上へたどり着き、スコールは1時間程度であがりました。遺跡は広大で、ゲートとミュージアム以外は、雨宿りするところはありません。高原地帯ですので、日差しがなくなり雨にぬれると、体がとても冷えます。雨期には雨具が必須です。スコールは激しく、防寒にもなるので雨合羽がベターです。


死者の道と月のピラミッド
まっすぐな死者の道、その先には月のピラミッド

月のピラミッド

スコールがやむと、嘘のようにまた晴れ渡りました。再び遺跡巡りを再開。今度は、月のピラミッドへ向かいます。残念ながら月のピラミッドは途中までしか登れないようになっていますが、まっすぐ続く死者の道を正面に、左手は太陽のピラミッド。この景色も壮観です。月の広場の近くには、ケツァルパパロトルの宮殿、ジャガーの宮殿などがあります。



テオティワカンのお土産
そこら中でお土産を売っています

テオティワカンへの行き方、お土産

さて、テオティワカン遺跡への行き方は、メキシコシティの北方面バスターミナルから、時間帯によっては本数も多く出ています。バスターミナルに入って、一番左手にあるバス会社では、往復70ペソでした。メキシコシティから50キロの距離ですが、メキシコのバスは飛ばすので、所要時間は1時間ちょうどくらいです。
遺跡内には、お土産売りがたくさん声をかけてきますが、興味がなければ「ノーグラシアス(ノーサンキュー)」といって断りましょう。子供たちに人気だったのが、本物のようなジャガーの鳴き声がでるジャガーの笛。売り子のおじさんたちが、客をみつけると吹きながら近づいてきます。
カンクンからツアーで行けるチチェン・イツァーはマヤ遺跡ですので文明が異なります。雰囲気もだいぶ異なるため、迷っている人にはどちらもおすすめです。自力で行くのが面倒な方は、こちらを手配すれば、ホテルまで迎えに来てくれて楽です。セットで、国立人類学博物館もまわります。

メキシコのオプショナルツアー